[00:12.700]時には昔の話をしようか [00:19.000]通いなれた なじみのあの店 [00:25.400]マロニエの並木が窓辺に見えてた [00:31.800]コーヒーを一杯で一日 [00:38.200]見えない明日を むやみにさがして [00:44.600]誰もが希望をたくした [00:51.000]ゆれていた時代の熱い風に吹かれて [00:57.900]体中で瞬間(とき)を感じた そうだね [01:16.600]道端で眠ったこともあったね [01:23.100]どこにも行けない みんなで [01:29.400]お金はなくても なんとか生きてた [01:35.800]貧しさが明日を運んだ [01:42.200]小さな下宿屋にいく人もおしかけ [01:48.600]朝まで騒いで眠った [01:55.000]嵐のように毎日が燃えていた [02:01.800]息がきれるまで走った そうだね [02:33.400]一枚残った写真をごらんよ [02:39.800]ひげづらの男は君だね [02:46.700]どこにいるのか今ではわからない [02:52.600]友達もいく人かいるけど [02:59.100]あの日のすべてが空しいものだと [03:05.800]それは誰にも言えない [03:11.900]今でも同じように見果てぬ夢を描いて [03:18.600]走りつづけているよね どこかで