Evidence 「Evidence」 ここにいる証明(しょうめい)をいつも探(さが)してる それは気(き)がつけば右(みぎ)ポケットにあった 今日(きょう)の空(そら)は蒼(あお)く澄(す)み渡(わた)っていて まるで世界(せかい)を透明(とうめい)にしたみたいだ 見(み)つからないものだって諦(あきら)める僕(ぼく)も 見(み)つかるはずだよって慰(なぐさ)める君(きみ)も 生(い)きてゆく意味(いみ)は何(なに)ひとつ変(か)わらないから 壊(こわ)れそうなメロディー ひとつだけ確(たし)かな音色(おもい) 紡(つむ)ぎ出(だ)せたら 僕(ぼく)が信(しん)じてきた全(すべ)てが嘘(うそ)だったとしても 構(かま)わないから ここにいない証明(しょうめい)を突(つ)き付(つ)けられても それはいつだって右(みぎ)ポケットにあった 今日(きょう)の街(まち)は黒(くろ)くよどみ切(き)っていて まるで世界(せかい)を塗(ぬ)り潰(つぶ)したみたいだ ゴメンねって逃(に)げ出(だ)して傷(きず)つけた僕(ぼく)も ありがとうって微笑(ほほえ)んで受(う)け止(と)めた君(きみ)も 壊(こわ)れそうな世界(せかい)で ひとつだけ確(たし)かな答(こた)え見(み)つけ出(だ)せたら これまでの僕(ぼく)も笑顔(えがお)で許(ゆる)せる時(とき)が やって来(く)るから 言葉(ことば)だけじゃ伝(つた)え切(き)れない 僕(ぼく)らが今(いま)ここにいる証(あかし)は 崩(くず)れかけた世界(せかい)の中(なか)で どれだけの歌声届(うたごえとど)けられるかな -エンド-