朝焼けと窓 流水の自我のギフト 残響、塞ぎ込んだ 遠くなる雑音 午前十字路に咲く 去りゆく人の詩 後悔とイマの安堵 残響。僕は誰だ。 遠くなる雑音 未だ醒めぬ夢に泣く 去りゆけぬ人の詩 「ああ 夢が 醒めた」 手に伝う鼓動が、 遠くなる。雑音、 遠くなる。 遠くなる。 流水の自我のギフト 残響、塞ぎ込んだ 遠くなる雑音 午前十字路に。 感情の溶ける温度 残響、雨に溶けた 遠くなる雑音 朝焼けの窓に咲く 最期に私を描く