[00:23.91]風薫る秋に瓜から生まれ [00:29.16]季節が巡れば 君に出会えた [00:34.85]肌寒い秋に 君は捕られ [00:39.82]遥かに送られ 長城を築くんだという [00:46.23]どれだけ 時が経っても忘れない [00:51.08]必ず帰ってきてね [00:56.89]暖かくそよ風 頬を撫でると [01:02.93]キミの腕に抱かれるような [01:08.66]十年後はきっともっと素敵になって [01:14.16]その時は きっと今以上に君を愛せる [01:30.84]石を積み上げば匈奴を防げる [01:36.66]長き城壁には恵まれたという [01:42.32]石を積み過ぎて登り難く [01:47.58]風でも阻まれ ここを通れないと [01:53.87]それでも 会いに往くと決めた [01:58.88]北へ向かう 長城まで [02:04.95]色鮮やかな夕日顔を染めると [02:10.77]人混みの中君はいないよ [02:16.34]ねえどうしたの? もう待たないの? どこにいるの? [02:22.01]十年なんて早いものと思っていたのに… [02:38.80]人から 君の骨はここにって [02:43.84]この真下に埋めてる [02:49.84]泣き叫ぶ 大声にひび割れる空 [02:55.58]「こんなんじゃダメだよ…」「君を見れない…」 [03:01.31]崩れてく長城の下から出てく [03:06.95]ああそうだね よかったね やっと君に会えた…