[00:24.55]風薫る秋に瓜から生まれ [00:30.07]季節が巡れば 君に出会えた [00:35.67]肌寒い秋に 君は捕られ [00:40.65]遥かに送られ 長城を築くんだという [00:46.95]どれだけ 時が経っても忘れない [00:51.92]必ず帰ってきてね [00:57.66]暖かくそよ風 頬を撫でると [01:03.80]キミの腕に抱かれるような [01:09.34]十年後はきっともっと素敵になって [01:14.86]その時は きっと今以上に君を愛せる [01:31.89]石を積み上げば匈奴を防げる [01:37.54]長き城壁には恵まれたという [01:43.14]石を積み過ぎて登り難く [01:48.19]風でも阻まれ ここを通れないと [01:54.35]それでも 会いに往くと決めた [01:59.45]北へ向かう 長城まで [02:05.37]色鮮やかな夕日顔を染めると [02:11.17]人混みの中君はいないよ [02:16.68]ねえどうしたの? もう待たないの? どこにいるの? [02:22.44]十年なんて早いものと思っていたのに… [02:39.30]人から 君の骨はここにって [02:44.50]この真下に埋めてる [02:50.05]泣き叫ぶ 大声にひび割れる空 [02:56.07]「こんなんじゃダメだよ…」「君を見れない…」 [03:01.64]崩れてく長城の下から出てく [03:07.37]ああそうだね よかったね やっと君に会えた…