[00:24.45]解けかけの魔法 冷たいスープと [00:29.40]テレビの中を覗くようなこと [00:35.83]隙間風とフォーク 裏返るカーテン [00:41.59]字幕のない、僕たちは [00:45.11]玩具の兵隊 銃を構えては降ろす [00:53.00]『君なんて嫌いだった』なんて言ったの [00:59.11]ナイフを突き立てた 苦しいのにさ [01:04.80]誰もそれを抜きはしない [01:08.52] [01:10.59]『ねぇ、ライリー。ライリー。あなたと私はね、 [01:16.06]助け合って、解り合った。忘れ合うべきなのに。 [01:22.00]ねぇ、嘘でも幻でもなかったよ。 [01:27.82]傷跡はまだ、消えそうにないから。』 [01:32.37]また、夜を跨いで [01:35.88]逃げる間、君は迷っては黙って [01:40.86]ラジオはただ空白を許して [01:47.01]ひとりが二人いるだけ、それだけだよ [01:57.61]造られた色の空の下、私は此処で泣けるから [02:01.97] [02:03.34]『行って』 [02:04.81]『ねぇ、ライリー。ライリー。私はいつまでも、 [02:10.34]強くなくて、笑えなくて、ただ純正な人で。 [02:16.20]あぁ、ガラスなんかのように透き通る [02:21.42]心なんてさ、持っていなかったの。』 [02:26.69]『赤い血が通っていただけなの。』 [02:29.81] [03:16.29]『ねぇ、ライリー。ライリー? [03:18.41]名前を呼んでいいかな? [03:21.70]君をずっと掴んだって忘れてしまうくせに。 [03:27.63]モノクロの部屋で笑い合った [03:33.44]続かない物語の主役でいませんか? [03:39.64]抱き寄せては額を合わせた [03:45.23]『ねぇ、ライリー。雨が止んだよ。』