美貌の青空 眼差しの不実さと 気高さに溺れていた 狂おしい夏だった 青空も 声も 小さな死のように これ以上愛さない 禁じる愛おしさで 瞳は傷口と知る 魂の… 別々の惑星に 僕たちは住む双子さ 野獣の優雅さで 沈黙を舌で味わう 芥子のように 切なさで胸を痛めながら 君の可憐な 喉笛から 溢れ出した 虹の果ては 美貌の青空 狂おしい夏だった… 手に触れるすべて 欠片の死のように 君の血が透き通る 野蛮な瞳見ては 途方に暮れる 真夏の楽園