[00:12.891]銀色の月よ [00:14.955]見よ隠さないで来れと祈がっても [00:17.828]黒い雲は月を隠してしまう [00:21.538]全ては思うままにはいかないようだ [00:25.404]それでも俺は [00:27.050]俺にできることを、任務をやり止めよと思う [00:35.435]それがどんなに細やかでも [00:38.648]俺は信頼するあの方や隊士たちの手足となり [00:42.671]力を付くしたい [00:45.571]太陽の如き大きな力はなくても [00:48.993]漆黒の闇を走らんとする、仲間の行く道を [00:52.519]少しても照らせたら [00:55.184]俺は本望なんだから [00:58.971]湧き上がってくる雲よ [01:01.322]あと少し [01:02.733]あの月を隠さないでいてくれ [01:05.528]やがて朝が来る時まで [01:07.827]俺たちの希望を手がしてくれ [01:10.465]あと少し [01:11.641]もう少し待ってくれ [01:13.757]俺は闇を越えて見届けたい [01:16.264]同志て共に [01:17.780]真の朝が来る土地を [01:20.313]この目で [01:22.273] [01:30.188]ふと立ち止まって夜空を見ていると思う [01:33.557]激流の如き現実が襲う [01:37.659]だが、黒い漆のような闇は [01:40.611]ひたひたと迫って来ている [01:43.797]夜明けは一番暗いというな [01:46.410]夜明けは何時来るものか [01:48.891]今は明日の運命さ意味はしない [01:53.071]それでも俺は新撰組の副長を信じている [01:59.027]だがらもしも [02:00.464]暗闇で道を外そうと [02:02.632]道を違いそうな仲間がいたら [02:04.983]それを止めることは [02:06.341]俺の役目だ [02:07.882]最前線の隊士にそれをさせてはならない [02:10.651]俺がするのだ [02:12.480]この身を賭してでも [02:16.215]誰に来なくてもなにを覚えねても [02:19.037]再び立ち上がることはきっとできる [02:22.615]何時か俺が [02:23.765]仲間より先に消えたどしても [02:25.828]どう者たちが困らないように [02:27.892]あと少し [02:28.885]もう少しここにいたい [02:31.471]大した事見守りたい [02:33.482]この新撰組の一員として [02:36.199]夜明けが来るまで [02:39.569] [03:26.877]ああー [03:27.817]月はとうとう隠してしまった [03:30.795]どこへ行ったのか [03:33.564]いや、どこへも行ってはいない [03:36.803]そう、俺は知っている [03:39.677]月は今もどこかで俺を見ている [03:43.046]この時を、俺たちの行く末を [03:50.256]嵐が来るだろうか [03:53.077]あたかもこの時代のような不安な空に一抹不安なは種き [03:59.086]しかし [04:00.627]もし朝が来たる前に [04:03.004]俺がこのようから消えたどしても [04:05.904]俺は見守るを [04:07.758]大した事の行く末 [04:09.848]我が同志たちよ [04:11.964]あの静かなる月のように