[00:02.15] [00:03.24]やがて咲くわ 妖の 桜と謂う名の私… [00:14.70]切ないほど 花弁は 誘い来る 彼の世まで [00:26.96] [00:37.44]ヒトよ死して蝶となれ 幽雅に咲く 一片の [00:48.94]羽根はふわり宙に舞い 風のゆくままに散って [00:54.66]生きる事に縋って しがみ付いたその腕は [01:00.29]まるで冬の訪れに 抗う葉のようで不憫 [01:06.19]有待の存在なのよ 今此処に集まりしは戯れだわ [01:14.22] [01:17.54]蝶の夢を見ていたの 花上を舞う、ひらひらと [01:28.99]目が醒めては 疑った 私が蝶の夢かと [01:39.91] [01:40.30]いつも ささめいてる 桜の木と 艶やかな月の下で [01:51.45]涅槃の幽深のよう 今道ゆく 戻らない旅へ [02:02.78] [02:03.06]『顔を見上げ安堵する 春は遠くて まだ咲かず控える [02:14.36]春を集め咲かせましょう この桜の木を 柄を握り今頷いた』 [02:26.87] [02:27.63]やがて咲くわ 妖の 桜と謂う名の私… [02:38.97]切ないほど 花弁は 誘い来る 彼の世まで [02:49.88] [02:50.46]誰か聴いて この声を 理さえ覆し [03:01.85]うつろいゆく この世界 疎み儚み囀る [03:12.70] [03:13.29]今も地の底で眠る『露払いとなりましょう 望むまま 命ずるまま』 [03:18.34] [03:19.01]桜よ墨染めに咲いて『迷いを断ち切るのは この手に在る白楼よ』 [03:24.40] [03:24.82]憂いを绝断ち乱れ散り『畏れるものなど無い 信じた道を進むわ』 [03:30.10] [03:30.44]妖しの夢見続けてるわ…『誰の為でも無いわ 唯慕う人の為よ』 [03:41.08] [03:48.52]